【できる経営者】リーダーが捨てられないと思ってしまう3つのこと
リーダーが捨てられないと思ってしまう3つのこと
会社経営には、
たくさんの業務があります。
毎日のように、
課題や問題が発生します。
ひとたび問題が発生すると、
業務量は倍増します。
早く対処したいと思ってはみても、
経営資源にも限りがあり、
思うように進みません。
アップル社の創業者の一人である
スティーブ・ジョブズが、
グーグル創業者のペイジに、
『やらないことを決める。それが経営だ』
とアドバイスしたことは有名です。
・
・
余計なものを捨てることで、
モノ・ヒト・カネという
資源を新しいことに振り分けられたり、
既存ビジネスを強化できたりします。
非常にシンプルな
経営ができるようになります。
その結果、
業績も良くなっていきます。
しかしなかなか、
捨てる決断ができないのが実際です。
『何を捨てるべきなのか?わからない』
リーダーたちの心の声が聞こえます。
・
・
では、
会社経営において、
捨てるべきものとは、
一体どのようなものがあるのでしょうか?
それらはなぜ捨てられないのでしょうか?
そしてどのようにすれば、
捨てることができるのでしょうか?
・
・
今回は、
”リーダーが捨てられないと
思ってしまう3つのこと”
について話をします。
捨てる判断がどうしても
できないというリーダーは、
是非、
この記事を読んでください。
最後まで読んでもらえらたら、
どんなことが
捨てられないと思ってしまうのか?
それはなぜか?
そしてどうすれば、
捨てられるようになるか?
がわかります。
そうすれば、
リーダーであるあなたは、
決断できる素晴らしいリーダーに
生まれ変われるはずです。
・
・
今回の結論
・
1つ目は、
不採算事業です。
止めることで関係者に批判されたり、
恨まれたりすること避けたいからです。
しかし、
雑音に惑わされてはいけません。
未来が考えられるのは、
経営者しかいません。
2つ目は、
原因が複雑に絡むトラブル対策です。
原因すべてを解決しなければ
いけないと勘違いしています。
トラブルの大半は、
原因の上位3つでほぼ解決します。
原因をリストアップし、
順位を決めたら、
4位以下は捨てても大丈夫です。
3つ目は、
剰な残業や休日出勤です。
人員数と業務量とが
バランスできていないからです。
無理な業務をしても、
効率は上がりません。
品質も落ちます。
優先順位の低いものはバッサリ切り捨て、
優先順位の高いものに集中すると、
品質が上がり、
業務効率も向上します。
捨てる決断は、
たいへん難しいし、
勇気が必要ですが、
ほとんどの場合は、
捨てても問題はありません。
・
・
不採算事業
・
不採算事業は、
市場での認知が低く、
いっこうに業績が上がらず、
赤字が続きで、
好調な他の事業の収益を
蝕んでしまいます。
それは商品開発にも影響し、
新商品の投入をどんどん
遅させてしまうこともあります。
そのような状態が続くと、
会社経営は影を落とし、
業績は下がる一方です。
しかし、
始めてしまった事業です。
事業をやめるとなると、
それに関わる社員や取引業者などに、
迷惑をかけてしまうし、
たいへんな批判もあるでしょう。
そういったことがリーダーを
躊躇させてしまいます。
・
・
捨てるという判断は、
辛さと苦しみを伴うことがあります。
多くの軋轢も生みます。
恨みを買ってしまうかもしれません。
しかし、
判断を遅らせれば遅らせるほど、
彼らにより迷惑をかけることを
理解しなればいけません。
未来を考えたときに、
関係者にとって捨てることが、
ベストなのであれば、
捨てる判断をすべきです。
未来を考えられるのは、
経営者であるあなただけなのですから。
・
・
原因が複雑に絡むトラブル対策
・
トラブルが発生すると、
問題を洗い出して、
スケジュールを組んで、
解決に挑みます。
ほとんどのトラブルの原因は1つにあらず、
複数が絡んでいることが多いです。
トラブルが商品に関するものであれば、
早急に対処しなければ、
機会損失につながり、
会社の業績に大きく影響します。
ですから、
トラブル解決は時間との勝負なんです。
自信のないリーダーは、
それらの原因すべてを解決しようとします。
メンバーに相当な無理をさせようとします。
しかしそれは時間と労力の無駄使いです。
・
・
どんなトラブルにも、
必ず主要因というものがあります。
そして主要因は、
1つもしくは2,3つまでです。
その主要因を見つけ出し、
それに集中して対策することで、
労力と時間が、
極力少なくすることができます。
その他の原因は、
主要因を解決すると、
同時に解消するか、
もしくは、
トラブルへの影響は、
少ないことが多いです。
ですから、
要因をリストアップし、
順位を決めたら、
4位以下は捨てても大丈夫です。
・
・
過剰な残業や休日出勤
・
多くの会社は、
人員数と業務量とが
バランスできていません。
業務量に対して、
人員数が足りていない状態で、
運営をしています。
増えた業務は、
既存の社員に割り当てられ、
残業や休日出勤で補われます。
人事部に人を入れるように、
要請しても補充されません。
疲れはピークに達し、
いつ倒れるか分からない状況にまで、
追い込まれることもあります。
決断ができないリーダーは、
それを見て見ぬふりをします。
・
・
やるべきことを挙げると、
キリがありません。
人的リソースが制限されている中、
すべての業務を同じ温度感で、
こなそうとしてはいけません。
・すぐにやるべきこと
・長期的に考えよいこと
・当面やらなくてもさほど問題ないこと
などの優先順位をつけ、
優先順位の高いものに、
集中するようにします。
そうすると、
時間と気持ちに余裕ができ、
仕事の品質が上がり、
業務効率も向上します。
良い仕事をするためにも、
優先順位の低いものは、
バッサリ切り捨てたほうがいいんです。
・
・
捨てても問題ない場合が多い
・
捨てる決断は、
たいへん難しいです。
勇気が必要です。
しかし一方で、
捨てることで、
モノ・ヒト・カネという資源を
新しいことに振り分けられたり、
既存ビジネスを強化できたり、
しますので、
大きなメリットがあります。
”必要のまったくない仕事、何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てることである。すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起こるかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事を直ちにやめるべきである”
経営者の条件(P.F.ドラッカー)から
と、
P.F.ドラッカーは言ってます。
要らないかな?と感じたら、
とりあえずやめてみることです。
やめてみて、
問題なければそれでいい。
ほとんどの場合は問題ないはずです。
問題あれば元に戻せばいいんです。
・
・
まとめ
・
今回は、
”リーダーが捨てられないと
思ってしまう3つのこと”
について話をしました。
今回の話をまとめると、
リーダーが捨てられないと
思ってしまう3つのこととは、
・不採算事業
・原因が複雑に絡むトラブル対策
・過剰な残業や休日出勤
です。
不採算事業を止められるのは、
未来を考えられる経営者だけです。
トラブルの大半は、
原因の上位3つでほぼ解決します。
過剰な残業や休日出勤は、
優先順位の低いものはバッサリ切り捨て、
優先順位の高いものに集中することです。
どんなことが
捨てられないと思ってしまうのか?
どうすれば、
捨てられるようになるか?
がわかったでしょう。
これで、
リーダーであるあなたは、
決断できる素晴らしいリーダーに、
生まれ変われるはずです。
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最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。
いかがだったでしょうか。
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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))
職業:経営コンサルタント
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