【リーダーシップ】リーダーには俯瞰力が必要

プロジェクトが大きいほど、全体がどのようになっているのか?自分がどの部分を担っているのか?は分かりにくくなります。また進捗においても、全体の進度や各セクションの進捗バランスがが、よく分からないということが起こります。

 

これらは、大きなプロジェクトを引っ張るリーダーが抱える悩みの一つです

このようなことが起こる原因は、目前の業務をフォーカスしすぎているからかもしれません。役割分担がされすぎていて、全体が見えにくいのかもしれません。問題が複数絡み合って、解決方法が簡単でないのかもしれません。

 

この状態をそのままにしておくと、プロジェクトが、大幅に遅れたり、トラブルが頻発したり、場合によってはプロジェクト自体が失敗するなんてことにもなりかねません。

 

できるだけ早く対処して、プロジェクトの進度や各セクションの進捗バランスが分かるようにすれば、起こりそうなドラブルを回避でき、次にやるべきことが見えます。

 

プロジェクトを成功に導くことができます。ではどうすれば、全体を把握できるようになるのでしょうか?

今回は、”リーダーには俯瞰力が必要”をテーマに、

・俯瞰力とは何か?

・俯瞰力をつけるために何をすべきか?

について話をします。

プロジェクト全体の進捗が見えなくなりかけている、あるいはもう見えなくなって困っているなら、この記事はきっと役立つでしょう。何故全体の進捗が見えなくなっているのか?どうすれば全体が見えるようになるのかがわかるからです。

これらのことが分かれば、起こりそうなドラブルを回避でき、次にやるべきことが見えます。プロジェクトを成功に導くことができます。

もくじ

俯瞰力とは何か?

俯瞰力の”俯瞰”とは、どういう意味でしょうか?

高いところから見おろすこと。全体を上から見ること

(広辞苑 第七版)

です。

 

山を登っていると、その山がどんな形をして、どれだけ大きいのかはわかりません。見えるのは、足元と目前の景色だけです。しかし、鳥のように空から山を見下ろせば、その形や大きさなど見ることができます。

 

プロジェクトに置き換えると、各セクションや各業務を見るのではなく、目線を引いて全体像を見るということです。

 

いち担当者は自分の業務に集中し、隣のチームの状況やプロジェクトの進度を知らなくても、特に問題ないかもしれませんが、プロジェクトリーダーやセクションのリーダーは、度合いの違いはあれ、一歩引いて業務を見なければ、セクションもしくはプロジェクトを間違った方向に導きかねません。

 

山を空から見れば、全体が見渡せ、どこに危険が潜んでいるか、いくつの登山ルートがあるのかがわかるように、リーダーは俯瞰力を身につけて、プロジェクト全体を見ることで、起こりそうなトラブルを発見でき、遅れているセクションを補強し、プロジェクトの遅れを最小限にすることができます。

俯瞰力をつけるためには何をすべきか?

”俯瞰”とは、”高いところから見おろすこと”です。

 

・目前の業務に追われている

・上司の指示されたことしかできない

 

この状態では、全体を見下ろすことはできません。

 

自分の立っている、目線だけではいけないのです。プロジェクトリーダーなのか、セクションのリーダーなのかで、どれくらい引いて見るかは、違ってくると思います。

 

セクションリーダーであれば、担当するセクションを管理することはもちろんのこと、隣のセクションや関連するセクションについては、状況を把握できた方がいいでしょう。

 

プロジェクトリーダーであれば、すべてのセクションの状況を常に理解しておくことは当然ですが、アングルをもっと引いて、会社全体が見てると、さらにいいでしょう。

 

このように、自分の職位よりも引いてみること大事なんです。具体的な方法としては、1つもしくは2つ上の職位に立ったつもりで業務を見ることです。

 

これは実はリーダーだけでなく、いち担当者でも同じような考え方で、スキルを上げることができます。

 

俯瞰力をつくと、視野が広がり、上司の指示以上の業務ができるようになります。先を読んだ動きができるようになります。

 

ぜひ実践してみてください。

 

だからといってすぐにできるようにはなりません。経験が必要です

 

まずは、上の職位に立ったつもりで、いまの業務を考えてみてください。『なぜその業務をしているのか?』『上司は、もしくは会社は、何を求めているのか?』を自分なりに考える癖をつけるようにするんです。

 

もしどうしても、『わからない』『納得できない』のなら、上司に聞いてみてください。

 

聞くのは、1つ上の上司ではなく2つ以上上の上司に聞くことをお勧めします。きっと優しく教えてくれるでしょう。

 

もし、万が一、教えてくれない、あるいは納得できる答えをもらえなかったら、もしかすると、その会社にいるべきではないのかもしれません。

まとめ

今回は、”リーダーには俯瞰力が必要”をテーマに、

・俯瞰力とは何か?

・俯瞰力をつけるために何をすべきか?

について話をしました。

何故全体の進捗が見えなくなっているのか?どうすれば全体が見えるようになるのかがわかったでしょう。

すぐには身につけられるものではありませんが、意識して考えることはできるはずです。何度も繰り返し、経験すれば、必ず俯瞰力が身につきます。

そうすると、きっと、起こりそうなドラブルを回避でき、次にやるべきことが見えるようになるでしょう。そしてプロジェクトを成功に導くことができるに違いありません。

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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業  :経営コンサルタント

業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル

活動地域:大阪、京都、滋賀、その他(要相談)

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