【基礎知識】上場準備:上場するのは難しいことなのか?

上場するのは難しいことなのか?

前回の話で、

株式会社は、”会社法に基づいて設立された法人”の1つで、株式を発行することが特徴であり、株式を発行することによって、より多くのお金を集めることができる

と伝えました。

また、

株式をたくさんの人に多く買ってもらうためにできたのが”株式市場”で、ある一定以上の基準を満たす株式会社の株式だけが、市場(いちば)に並べることができる、すなわち上場することができる

と説明しました。

https://amadahisatsugu.com/kiso1

株式会社と上場の関係が理解でき、

”上場”というものを知る
入り口に立つことができたと思いますが、

『満たさないといけない基準は、
一体どんなものなのか?』

という疑問が湧いた方も多いでしょう。

中には、

『その基準って結構高いんでしょう?』
と思った方もいらっしゃるかもしれません。

それは、

正しくもありますが、
また間違いでもあります。

今回は、

上場することは難しいことなのか?
をテーマに話をします。

今回の話では、

・株式を並べる市場はいくつあるの?
・各市場で扱う株式は違う
・上場は確かにたいへん

を順番に解説していきます。

これらの3つを理解することで、
上場というものを正しく知ることができ、

恐れることなく、
上場というものに向き合うことができ
ます。

株式を並べる市場はいくつあるの?

日本に株式市場は。
いくつあるがご存知でしょうか?

1つ?も2つ?それとも…。

テレビで、

『本日、◯◯株式会社が××に上場しました』
というニースを見たことがありませんか?

ニュースによく出てくる
東京証券取引所。

実は、
この東京証券取引所においても、

現在、

東証一部
・東証二部
・マザーズ
・ジャスダック

の4つの株式市場があります。

※ただしこれら4つの区分は、
2022年4月から
新区分、
・プライム市場
・スタンダード市場
・グロース市場に変わります。

また、

東京証券取引所には、
4つの他に、

東京プロマーケットという
株式市場があります。

さらに証券取引所は、
東京だけではありません。

札幌、名古屋、福岡にもあり、

これらの地方証券取引所それぞれに、
2から
3個の株式市場があります。

すなわち、

東京証券取引所に
5個(2022年4月から4個)、

札幌証券取引所に2個、
名古屋証券取引所に3個、

福岡証券取引所に2個、

合計12個(2022年4月から11個)
の株式市場があるんです。

思った以上に多くないですか?

これだけの数の
株式市場が日本にはあり、

約3,700社の上場会社の株式が
毎日売買されています。

各市場で扱う株式は違う

では次に、

各市場はどのように
区別されているのでしょうか?

高級食材ばかりを扱うお店と、

一般的な食材を
取り揃えている店とがあるように、

株式市場でも、
それぞれで扱う株式が違います。

各株式市場には原則、
形式基準と実質基準というものがあり、

各株式市場で、
それらの基準が違います。

簡単にいうと、

形式基準は、
会社の売上とか利益とか、

会社の規模を表す
定量的なもので、

実質基準は、

上場会社にふさわしい充実した
管理体制を備えているか?

などの定性的な基準です。

例えば、

・東証一部は超一流企業
・東証二部は一流企業
・マザーズやジャスダックは新興企業

が対象という感じです。

また地方証券取引所にも、
形式基準と実質基準があり、

ざっくり言うと、

・一流企業か
・新興企業か

で別れています。

地方証券取引所の特徴は、

地方に根づいた企業が
多いというところです。

一方、

東京プロマーケットは、
形式基準がありません。

すなわち、

売上が大きい企業や
成長著しい新興企業でなくても、

実質基準を満たせば、
上場できるという市場です。

この東京プロマーケットの特徴は、
形式基準がないということ以外に、

他の市場が一般人に
公開しているのに対して、

本市場は証券取引を専門とする
プロたちだけが参加できる市場です。

なわち、
会社の規模や商品やサービスの提供先、

行なっている事業が
成長事業か堅実事業かで、

株式市場を選べば、
上場も夢ではないということです。

いかがですか?

少しハードルが
下がった気がしませんか?

上場は確かにたいへん

上場に対する
ハードルは下がったと思います。

さらにいうと、

東京プロマーケット上場から
マザーズやジャスダックへの上場に、

ステップしたケースがあります。

地方証券取引所の上場後に、
東京証券取引所の東証一部や
東証二部に、

上場したケースもあります
(ファーストリテイリングやニトリなど)。

すなわち、

レベルに合わせてステップアップ
していけるということです。

ますますハードルが
下がったのではないでしょうか?

しかしです。

売上や利益が多い会社や
成長著しい会社や

最新技術を持つ会社しか、
上場できないということはありませんが、

実質基準は程度の差はあれ、
どの株式市場においても、

クリアしなければならないことを
忘れてはいけません。

そのために、
社内のルールを決めて、

不正や間違いをしない、
もしそのようなことがあったとしても、

すぐに軌道修正できる
体制にしておかなければいけません。

それらを整備するには、
お金と労力と時間がかかります。

これらは避けて通れません。

上場は難しくないですが、
たいへんだということです。

上場というものを

正しく知って正しく、
恐れる
ようにしてください。

まとめ

上場するのは難しいことなのか?”をテーマに、
今回の話では、

・株式を並べる市場はいくつあるの?
・各市場で扱う株式は違う
・上場は確かにたいへん

を解説しました。

今回の話をまとめると、

東京、札幌、名古屋、福岡、
の4つの証券取引所があり、

株式市場は合計12個
(2022年4月から11個)あります。

・東証一部は超一流企業
・東証二部は一流企業
・マザーズやジャスダックは新興企業

が対象で、

地方証券取引所は、
地方に根づいた企業で、

・一流企業か
・新興企業かで、

市場が別れています。

東京プロマーケットは、

形式基準がなく、
プロたちだけが参加できる市場です。

会社のレベルに合わせて、
ステップアップもできます。

ですから、
上場は難しくありません。

しかし、
どの株式市場においても、

実質基準は、
クリアしなければいけません。

それらを整備するには、
お金と労力と時間がかかります。

上場というものを正しく知り、
正しく恐れること。

そうすれば、
そんなに怖がることなく、

上場というものに
向き合うことができるに違いありません。

私の著書に、
『5年で上場するための道筋』があります。

ここには、

上場を考え始めてから上場を果たすまでの
ステップが書かれています。

どういう順番で、
上場準備を進めていけばいいのか?

わかりますので、
よかったら参考にしてください。

▷5年で上場するための道筋

ーーーーーーーーーーーーーー

最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

いかがだったでしょうか。

さらに学びたい方は、

上場を目指す経営者だけのオンラインサロン
にご参加ください。

▷IPOサロン

このサロンでは、

誰も教えてくれない
資金調達/上場準備の実際や、

VC・金融機関に聞けない、
ここだけの話ができる場所です!

上場を目指す
経営者たちだけが集い、

お互いを切磋琢磨し、
協力しあい、

上場を目指します。

月1回の、
メンバー交流会、

勉強会や講演会、
無料相談などが受けられます。

概要欄にリンクを貼っています。
ご参加お待ちしております。

なお、
ご質問やお問い合わせは、

合同会社 くれぁ・ふぉせったの
ホームページからご連絡ください!

▷くれぁ・ふぉせったのホームページ

ーーーーーーーーーーーーーーー

wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業:経営コンサルタント

業務内容:
資金調達、上場準備、社外CFO
、その他経営コンサル

活動地域:
大阪、京都、滋賀、その他(要相談)

ーーーーーーーーーー

SNS等一覧

▷YouTube ”ひさつぐ経営大学”▷Twitter ”ひさつぐ@”▷Facebook ”丹田久嗣”

ーーーーーーーーーー

あなたに、
お会いできる日を楽しみにしています。

[jin-button-flat visual="" hover="down" radius="50px" color="#449eff" url="https://amadahisatsugu.com/" target="_self"]Home[/jin-button-flat]

Follow me!

【基礎知識】上場準備:上場するのは難しいことなのか?” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。