【できる経営者】できる経営者はPDCAを回すのが上手い
『計画を立てても絵に描いた餅になる』『計画どおりに進んだ試しがない』と感じている経営者は多いのではないでしょうか?なぜそんなことになるのか?それには3つの理由があります。
・ゴールが正しく設定できてない
・達成するための道すじが考えられてない
・達成するためにアクションができてない
『そんなことはわかっているけど、できないんだ』『どうやればいいのか?わからない』と考え込んでしまう方も多いでしょう。
『絵に描いた餅になるくらいなら計画を立てなくてもいい』と思ってしまうのも、無理はありません。
ここはやはり、できる経営者の思考を学ぶことが大事です。
では、彼らはどのようにしているのでしょうか? 答えは” PDCA”です。彼らはしっかりと計画を立てています。そしてPDCAを回すのがたいへん上手なんです。
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今回は、”できる経営者はPDCAを回すのが上手い”をテーマに話をします。今回の話では、
・PDCAはただのツールと考えている
・計画策定に時間を取りすぎない
・しっかりPDCAサイクルを回す
・いちいち一喜一憂しない
できる経営者は、どのようにして経営しているのか?彼らの思考を学べます。立てた計画がうまく進められない理由と、どうすればうまく進められるかがわかって、成果をあげられるようになるでしょう。
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もくじ
PDCAはただのツールと考えている
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PDCAは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の頭文字を取ったものです。経験の浅い経営者は、PDCAを魔法の杖かのように考え、これを使えば、何でも解決できると勘違いします。
実際に使ってみて、『使えないじゃないか!』と言い、さらに『PDCAよりもPDRやOODAの方が優れている』と、新しい手法に手を出すものの、どれもうまくいかない、ということがよくあります。
これらはあくまでもツール(道具)であって、ゴールにたどり着けることを保証するものではありません。いずれも使い方を間違えるとうまくいきません。
できる経営者は、このことをよく知っています。彼らは、取り組む課題によって、これらのツールをアレンジをして、使いこなしているんです。
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計画策定に時間を取りすぎない
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できる経営者は、計画策定に時間をかけません。計画に時間を取りすぎて実行が遅れたり、計画だけでエネルギーを使い切って行動できないことがあることを知っているからです。
せっかく計画を立てたのに実行しないのでは意味がありません。
実績や過去の経験が生かされるような場合は計画をしっかり立てると効果的ですが、新しいことが事例がない課題の場合は、計画が立てづらいです。
そんなときは、ざっくりとした計画でまずは実行を優先するようにして、後から計画を見直すようにします。場合によっては、いきなり実行からスタートするDCAPサイクルにします。
まず計画を立てて、行動を早く起こし、失敗して学び、改善しながら結果を出して行く。ビジネスには正解がありません。試行錯誤して学んだことを活かしていくことで成果につながることをよく知っているんです。
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しっかりPDCAサイクルを回す
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経験の浅い経営者は、計画を作ったら最後まで見直さない、ということが多いです。しかしPDCAは1回で終わってはいけません。
できる経営者は高速で PCDAを回します。何度も繰り返します。特にCの時間を十分に取っています。
PDCAにおけるCheckを単なる”点検・評価”に終わらせず、深く考察し、反省し、学び、共有することで、次のAct(処置・改善)に繋がることをわかっています。
P(Plan)は時間をかけすぎずに、D(Do)では、何も考えずに実行し、C(Check)では、一旦立ち止まり、しっかり評価します。
A(Act)では、改善点を考えて、P(Plan)を見直します。このようにして、P→D→C→A→P→D→C→A…とサイクルへつなげていくんです。
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いちいち一喜一憂しない
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経験の浅い経営者は、計画通りにいかなかったら落ち込みます。自分の能力を恨みます。一方、できる経営者は、いちいち凹んだりしません。作った計画通りになるに越したことありませんが、十中八九、うまくいきません。
できる経営者は、うまくいかなかったとしても落ち込まないです。そんなことよりも早くPDCAを回して、先に進むことを考えています。
計画は机上で作っています。物事は現場で起こっています。日々状況は変わります。あらゆる状況を考えて、計画は立てられません。
計画は仮説であり、絶対にそのとおりに行うべきもの、変えてはいけないというものではありません。彼らは、事実をしっかり捉えて、それからしっかり学び、次に何をするべきかを考えているんです。
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まとめ
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今回は、”できる経営者はPDCAを回すのが上手い”をテーマに、
・PDCAはただのツールと考えている
・計画策定に時間を取りすぎない
・しっかりPDCAを回す
・いちいち一喜一憂しない
を話しました。
できる経営者はどのようにして経営しているのか?彼らの思考が学べたでしょう。これできっと、立てた計画がうまく進められない理由と、どうすればうまく進められるかがわかって、成果をあげられるようになります。
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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))
職業 :経営コンサルタント
業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル
活動地域:大阪、京都、滋賀、その他(要相談)
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