【プレゼン】伝わりやすいプレゼンの構成とは?

プレゼンをしてみたものの、聞き手のほとんどはアクビをしていて、中には居眠りをしている人もいるってことがあります。

 

時間と労力をかけてやっと完成した開発商品が、たった一回のプレゼンで、不採用になってしまうのは、絶対に避けたいですよね。

 

プレゼンの冒頭から聞き手を惹きつけ、昼食後の一番眠くなる時間であるにも関わらず、プレゼンターの言葉の一字一句を聞き漏らすまいと、真剣に耳を傾けてもらえるような、魅力的なプレゼンにできれば、伝えたいことがすべて伝えられます。

 

そうすればきっと、自社商品を思う存分アピールすることができ、もしかすると、その商談は成立するかもしれません。

 

別記事で、『【プレゼン】心がける2つのポイントとやってはいけない3つのこと』についてまとめましたが、聴講者が、眠くならず、夢中になるような、プレゼンにするには、もう一工夫が必要なんです。

 

学校の授業で始業ベルが鳴って、教壇に立った先生が『●ページ開いて』と授業を始める。だんだんまぶたが重くなって、先生の声が子守唄のように、眠りに世界へ誘導していく。昼食後の授業は最悪でしたよね。

 

授業を聞く聞かないは、生徒の自己責任ですが、プレゼンはそうでは困ります。聞き手が眠くならないように、またよく伝わるようにするには、どうすればいいのか?

 

それは、プレゼンの構成、話をする順番が重要なんです。

今回は、”伝わりやすいプレゼンの構成とは?”をテーマに、プレゼンの構成について詳しくみていきます。その構成というのは、

 

・つかみ

・あらすじ

・本論

・締めくくり

 

なんですね。これで、伝わりやすいプレゼンの構成がどういうものがわかると思います。これらを意識してプレゼンを作ってみてほしいと思います。

 

すぐに完璧なものはできないかもしれませんが、何度もトライ&エラーをして、自分なりの型を作り上げてください。きっと魅力的なプレゼンができるようになります。

もくじ

つかみ

 

お笑いでもつかみが大事だとよく言われています。

 

つかみがうまくいかなければ、その後のネタがどんなにいいものでも、受けないと言われるほど、芸人さんはつかみに気をつけています。

 

例えば、プレゼンの冒頭にプレゼンターがいきなり、『実は昨日…妻が亡くなりました』と言ったらどう思うでしょうか?一見プレゼンにまったく関係なさそうなフレーズ。

 

『なに言ってるの?この人..』『どういうこと?』など、いっぱい疑問符がつくのではないでしょうか?その後の話を聞きたいと思わないでしょうか?

 

これがプレゼンのつかみです。

 

聞き手にビックリマーク(!)やクエッションマーク(?)を思い起こすようなフレーズ。このことを意識して、つかみを考えてみてください。

 

また笑いを起こすというのもアリです。実際、私の知り合いの起業家はプレゼンの冒頭に”笑い"を必ず入れています。

 

このつかみのインパクトがあればあるほど効きます。聴講者の眠気を吹き飛ばせて、プレゼンターの話に引き込みましょう。

あらすじ

 

聴講者として参加したとき、『プレゼンが始まったけど、どこに向かおうとしているのか?わからない』そう感じたことはないでしょうか?

 

それはゴールと道筋が見えないからなんですね。

 

つかみが終わったら次は、聞き手はプレゼンを聞いて、何を得ることができるのか?をしっかり提示する必要があります。ここでは、聞き手のメリットを明確にすることが大切です。

 

『このプレゼンを聞き終わった頃には、スピーチのコツを習得しています』など、いわゆる”ゴール”を提示し、さらにそれに向かう”道筋”を描きます。

 

例えば、目的地がわからないままに、連れていかれることを想像してみてください。目的地に到着するまで、心配で、通った道も覚えていないかもしれません。そして、その目的地が、想定していなかったところだったら、すごく残念に思うでしょう。

 

また、人から道を尋ねられたときに、あなたならどう答えるでしょうか?あなたはきっと親切に、細かく目的地までの道順を伝えるでしょう。そうすると、その人から感謝されるに違いありません。さらにかかる時間まで伝えると、もっと喜んでもらえるでしょう。

 

プレゼンも同じです。

 

目的地は伝えないとしっかりと聞いてもらえません。目的地を示してさらに、道順を伝えるとより安心します。プレゼンが今どの地点にいるかがわかり、あとどれくらいで目的地まで着くのがわかるからです。

 

ですから、本論に入る前に、あらすじを述べておくんです。

本論

 

ここで話したいことを詳しく述べていきます。何をプレゼンするのかで、流れはおそらく大分違うと思います。

 

例えば、新商品説明と事業計画とでは同じ流れにはならないでしょう。また、プレゼンターが強調したいところやこだわりたいところもあるでしょうから、同じことをプレゼンするにしても、プレゼンターによって違った流れになると思います。

 

このときに、気をつけたいのは、聞き手を飽きさせないことです。飽きさせてしまたら、それ以降はしっかりと聞く姿勢ではなくなるので、耳に入ってこなくなります。伝えたいことが伝わりません。

 

それを避けるために、押さえておいたほうがいいと思うポイントが3つあります。

 

1つ目は、"聞き手にわかりやすい言葉を使うこと"です聞き手が考えてしまうような言葉を多用してはいけません。専門用語やカタカナを使うにしても、聞き手のレベルによって、使い分けるようにしたほうがいいでしょう。

 

2つ目は、”視点を大から小に絞っていくこと”です。グーグルアースで、地球全体から日本へ、日本から東京へ、東京から港区へ、そして港区から東京タワーへ、という具合に焦点を絞っていきます。

 

3つ目は、”聞き手の気持ちや視点を変化させること”です。感情を揺さぶると言ったほうがいいでしょうか。

 

例えば、不安や恐怖を煽った後に、それらを解消する提案をして安心させたり、失敗談をして笑わせた後に、どのようにしてその失敗から復活し最終的に成功したのかを話したり。根拠となる研究結果やデータや体験談やエピソードなどがあると、より説得力が増します。

 

また、聞き手への質問など入れたり、ワークショップを組み入れて、プレゼン自体に変化を持たせるのも効果的です。

締めくくり

 

プレゼンのまとめです。

 

プレゼンを振り返ります。どんな話をしたのか?目的地までの道筋を辿りながら話をします。ここでは要点だけで大丈夫です。伝えたかったことを整理しながら、改めて伝えてきます。

 

さらに、自分の主張を簡潔にアピールしたり、追加のアナウンスをしたりして、そsて最後に、聞き手の清聴に対して感謝を述べて終了します。

まとめ

 

今回は、”伝わりやすいプレゼンの構成とは?”をテーマに、

 

・つかみ

・あらすじ

・本論

・締めくくり

 

について説明をしてきました。

 

これで、伝わりやすいプレゼンの構成がどういうものがわかったと思います。これらを意識してプレゼンを作ってみてください。

 

すぐに完璧なものはできないかもしれませんが、何度もトライ&エラーをして、自分なりの型を作り上げられるようになったら、きっと魅力的なプレゼンができるようになるでしょう。

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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業  :経営コンサルタント

業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル

活動地域:大阪、京都、滋賀、その他(要相談)

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