【できる経営者】チャレンジすることを忘れない
『できると思えばできる』『できないと思えばできない』だから『できると思え!』と、精神論でハッパをかけられても、なかなかそういうマインドにならない、なれない、そんな方も多いと思います。
不確実な要素がいっぱいのビジネス。思うようにいかないことがいっぱいあります。いや、ほとんどが思うようにいかないのではないでしょうか。
『できると思ったんだけどなぁ』思うようにいかないことが続くとモチベーションも下がります。
社長自身の元気がなくなれば、社員にも伝染し、彼らも元気でなくなります。社員の元気がなくなれば、社内の雰囲気も暗くなり、業績に影を落とすようになります。
逆に、経営者が元気で明るければ、 社員も元気になり、社内が活気に満ち溢れます。社長も社員も元気で、社内が明るい会社は総じて、業績が良く、どんどん成長しています。
できる経営者は、思い通りにいかない時、自分自身の気持ちを上手くコントロールをしています。そして彼らは、チャレンジすることを忘れません。彼らはどのように考え、どう行動をしているのでしょうか?
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今回は、”チャレンジすることを忘れない”をテーマに、
・思った通りにいかないのは当たり前
・ぬるま湯から出ていく
・出ていく理由を見つける
をまとめてみました。
できる経営者の思考が垣間見れれば、低いモチベーション状態から抜け出すヒントが得られるかもしれません。前向きな気持ちになって、きっとどんどんチャレンジできるようになるでしょう。
そうすれば社員も元気になり、社内も活気が溢れ、業績も鰻登りになるに違いありません。
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もくじ
思った通りにいかないのは当たり前
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できる経営者は、『思った通りにいかないもの』だと考えています。
人は思った通りに行動できません。人間は本能で、変化を避ける続けることで、危険から身を守ります。そうしてきたからこそ、ここまで人類は増え、いまもなお増え続けているんです。
人間は、変化することで、利益を得る可能性があっても、変化を恐れて、行動を起こさないという習性があり、無意識に、変化や新しい挑戦を避けるようにできています。
これを”現状バイアス”といいます。
すなわち『思った通りにいかない』のではなく、思った通りに行動ができてないので、うまくいかないんです。
また、人は思い通りに動けません。
例えば、イチロー選手と同じように体が動けば、イチロー選手と同じようなバッティングセンスを身につけることができるでしょう。
しかし、どんなに真似をしても、イチロー選手とまったく同じにはいきません。それはなぜか?完全コピーしているつもりでも、完全コピーできていないからです。
地面と並行に両腕を横に伸ばしてみてください。そしてその姿を鏡で覗いてみてください。両腕は地面に対して並行に伸ばせているでしょうか?おそらく並行に伸ばせていないと思います。
そうなんです。人は思っている通りには動けていないんです。
すなわち、自分が思った通りにはいかないものなんだと割り切ることが大事です。『思い通りにいかなくて当たり前』と思えるようになると、うまくいかなくても、いちいち気分が落ち込むことはありません。
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ぬるま湯から出ていく
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できる経営者はぬるま湯を嫌います。
でも大体の人は、『ぬるま湯は気持ちいい』と感じます。人間は安定している状態(コンフォートゾーン)を好みます。”コンフォートゾーン”の中で生活していると、心地いいんです。
目標を”コンフォートゾーン”の中で設定すると、簡単に達成できます。成功体験を味わうという意味では、価値がありますが、大きな成長は望めません。
連立方程式を使わない小学生の算数をずっとやっているようなもの。連立方程式やそれ以上の知識を得るためには、算数から数学の世界に飛び込まないといけないんです。
もし成長したい、あるいは必要だと考えているなら、”コンフォートゾーン”の外へ出ていかなければいけません。
しかし、”コンフォートゾン”の外へ行くのは、居心地がよくないので、行こうとすると勇気が要ります。新しい領域へ踏み出すので、失敗するかもしれません。
そんな時に”現状バイアス”がかかります。
成功すると必ず成長します。成長の大きさは、目標が”コンフォートゾーン”からどれくらい離れているかです。遠ければ、成功した時の成長度は高くなりますが、失敗のリスクも増えます。”現状バイアス”も大きくなります。
ですから初めは、ほんの少しの背伸びくらいの目標、コンフォートゾンから少し出た居場所に移るくらいがいいと思います。成功体験を味わえられたら、少しずつコンフォートゾンから距離を離していくといいと思います。
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出ていく理由を見つける
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できる経営者は、”コンフォートゾーン”から出ることに何のためらいません。
しかし、そんな人はごくわずかです。”コンフォートゾーン”から出たくないと思う方がマジョリティだと思いますので、彼らと比較してもあまり意味がないかもしれません。
ちょっと思い出してみてください。
子供の頃…もしかすると、真冬の朝に布団から出られず、学校を休んだことがあるかもしれません。しかし、休んだ日数よりも、頑張って、学校に行った日数の方がはるかに多いのではないでしょうか?
『お母さんに怒られるから』
『勉強が遅れるから』
それは、何か理由があったから、できたのだと思います。そうなんです。もうすでに、”コンフォートゾーン”から出る経験をしています。その勇気は持ち合わせています。
ただ『できない』と、思い込んでいるだけ。あと理由があれば、踏み出すことができます。できるはずです。
『家族を幸せにしたい』
『人生に後悔したくない』
どんな理由でもいいと思います。屁理屈でもいいので、理由を探してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
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今回は、”チャレンジすることを忘れない”をテーマに、
・思った通りにいかないのは当たり前
・ぬるま湯から出ていく
・出ていく理由を見つける
をまとめてみました。
できる経営者の思考が垣間見れれば、低いモチベーション状態から抜け出すヒントが得られるかもしれません。前向きな気持ちになって、きっとどんどんチャレンジできるようになるでしょう。
そうすれば社員も元気になり、社内も活気が溢れ、業績も鰻登りになるに違いありません。
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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))
職業 :経営コンサルタント
業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル
活動地域:大阪、京都、滋賀、その他(要相談)
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