【できる経営者】経営危機に陥った時に社長がやるべきこと
経営危機に陥った時に社長がやるべきこと
会社経営は
思い通りにいきません。
『商品が思うように売れない』
『経費が想定以上にかかる』
などの会社運営状況に
起因するものもあればまだしも、
『経済情勢の悪化』
『自然災害』
などの外部環境の変化による
ものであったりすると、
社長としては、
なかなか納得できないと思います。
・
・
しかし、
『環境が悪いからだ』
原因を他に求めたところで
悩みがなくなるわけはありません。
”嵐が去るのをじっと待つ”
という戦略もあるでしょうが、
判断を間違えて対処が遅れれば、
会社の状況は悪化していきます。
倒産なんてことにもなりかねません。
・
・
こんな時社長は、
どのように考えればいいのでしょうか。
社長の素早い判断によって、
未曾有(みぞう)の危機を
乗り越えることができれば、
新しいステージに立てます。
社長も会社も一皮むけるでしょう。
社内も今まで以上に
活気に満ち溢れるでしょう。
そうすれば、
コミュニケーションが活発になり、
業務効率も向上し、
業績が上がっていきます。
希望あふれる
未来が待っています。
・
・
会社を潰したい社長はいません。
だからなんとか
知恵を絞らなければならないのです。
・
今回は、
経営危機に陥った時に
社長がやるべきこと
について説明します。
経営の危機に直面している社長は、
ぜひこの記事を読んでください。
最後まで読んでいただければ、
会社の危機を乗り越えるために、
どのように考え、
どうすればいいのかがわかります。
危機が過ぎ去った後はきっと、
社長は経営者として一皮むけています。
・
・
もくじ
全責任は社長にある
・
『平時であれば悩むこともなく、
順調に業績を伸ばしていたのに』
と悔やんでいても
状況は好転しません。
戦時は一分一秒も争います。
一瞬のためらいが死を招きます。
・
・
平時の戦い方と
戦時の戦い方は違います。
社長は戦闘モードに
切り替えなければいけません。
・最前線に立って
・戦況をつぶさに観察をし
・最悪の事態を想定しながら
・やるべきことを絞り出し
・従業員を鼓舞し
・最後は社長自らが始末をつける
これが
戦時の社長の役割です。
・
最悪を想定をする
・
情報は歪んでいます。
情報は発信する側の意図によって
都合よく歪められます。
歪んだ情報を
鵜呑みにすると大怪我します。
・
・
振り回されないようにしましょう。
必要な正しい情報を
取りにいかなければいけません。
最前線に立って
戦況をつぶさに観察をしましょう。
事件は会議室で起こっていません。
現場で起きています。
現場の状況を
社長自らが感じ取る必要があります。
そしてしっかりと、
見極めて正しく判断し、
今後起こり得る
最悪の事態を想定するのです。
・
・
考え得る最悪のシナリオを
どれだけ想定できるかが、
たいへん重要になります。
戦況は日々変ります。
昨日と今日では違います。
ですから、
最悪の想定も日々変わります。
五感を研ぎ澄ませて
情報を取捨選択しましょう。
https://amadahisatsugu.com/eizoku
・
やり尽くしたか?を考える
・
『もうダメだ』と諦めますか?
運を天に任せて祈り続けますか?
社長が諦めた時点で終わりです。
・
・
危機を乗り越えるためには、
社長自身が諦めてはいけません。
『もうやれることはないか?』
考えられるすべてのことを
迅速にやることが大切なんです。
『これは無理だろう』
という考えは捨ててください。
1%でも可能性があるなら、
やるんです。
やってみるんです。
やってダメだったら想定どおり。
やってみてうまくいったら儲けもの。
やって損はない筈です。
・
・
あるエピソードを紹介します。
次女が高校受験の時、
成績が伸びず、
第一志望校の合格が
危うくなりました。
当時の彼女は、
先生からの信頼が厚く、
いろいろと中学校内行事の
協力をしていたため、
勉強時間が十分に
取れなかったことが原因でした。
・
・
彼女はある日、
『第一志望校を諦める』
と言いました。
私はその時叱りました。
『言い訳をするのか。
後悔することになるぞ』
『今の環境の中で
やれることをすべてやってみろ』
『それでダメだったら諦めもつく』
彼女は泣きながら、
『わかった。やってみる』と言って、
第一志望校を受験し、
見事合格したんです。
何事もやってみないとわかりません。
初めから諦めてはいけないのです。
https://amadahisatsugu.com/kiki
・
やっぱり従業員を大切する
・
経済不況においては、
お客さんや取引業者もまた、
危機に直面していたりします。
自分たちのことで精一杯で、
他人のことを考える余裕はありません。
・
・
ですから、
責めるわけにいきません。
しかし、
自社の従業員は違います。
同じ船に乗った仲間です。
彼らを守らなければいけません。
こんなとき最も
大切にすべきなのは従業員です。
社長自らが最前線に立って、
最悪の事態を想定しながら、
やるべきことを絞り出す。
従業員は、
そんな社長の姿を見ています。
必死に歯を食いしばって
頑張っている社長に、
心を揺さぶられる従業員は
少なからずいます。
そして彼らは、
社長を支えてたいと感じているはず。
・
・
そんな彼らと一緒なら、
どんな厳しい茨の道も、
突き進んでいけるでしょう。
彼らと共に、
『やれることはないか』
なんども自問自答し、
知恵を絞り行動し続けて
道を切り開くのです。
・
・
そしてもし、
『もうできることはない』
という局面まで行き着き、
”人員整理”や”倒産”の
結論に至ったならば、
その時は、
社長自ら従業員に対して、
・すぐに
・言い訳せず
・ありのままに
・真摯に
伝えるべきです。
先送りしても気づかれます。
ごまかしてもバレます。
社長にはたいへん辛いことですが、
逃げてはいけません。
・
・
会社は再起はできますが、
人との関係は再構築できません。
社長の口から
真実を伝えることが重要なんです。
この経験をした社長は
間違いなく強くなれます。
・
・
まとめ
・
今回は、
経営危機に陥った時に
社長がやるべきこと
について説明しました。
・全責任は社長にある
・最悪を想定をする
・やり尽くしたか?を考える
・やっぱり従業員を大切する
会社の危機を乗り越えるために、
どのように考えどうすればいいのか、
がわかったでしょう。
腹が据わったことでしょう。
そして
危機が過ぎ去ったその後は、
きっと社長であるあなたは
経営者として一皮むけています。
・
ーーーーーーーーーーーーーー
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。
いかがだったでしょうか。
ご質問やお問い合わせは、
合同会社 くれぁ・ふぉせったの
ホームページからご連絡ください!
▷くれぁ・ふぉせったのホームページ
ーーーーーーーーーーーーーーー
wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))
職業:経営コンサルタント
業務内容:
資金調達、上場準備、社外CFO
、その他経営コンサル
活動地域:
大阪、京都、滋賀、その他(要相談)
ーーーーーーーーーー
SNS等一覧
・
▷YouTube ”ひさつぐ経営大学”▷Twitter ”ひさつぐ@”▷Facebook ”丹田久嗣”・
ーーーーーーーーーー
・
あなたに、
お会いできる日を楽しみにしています。
[jin-button-flat visual="" hover="down" radius="50px" color="#449eff" url="https://amadahisatsugu.com/" target="_self"]Home[/jin-button-flat]