【資金繰り】会社の危機を乗り越える

会社経営の悩みのほどんどが”お金”です。

 

そして、そのお金の悩みの原因は、『商品が思うように売れない』『経費が想定以上にかかる』などの会社運営状況に起因するものもあれば、『経済情勢の悪化』『自然災害』などの外部環境の変化によるものである場合もあります。

 

『環境が悪いからだ』と、原因を他に求めたところで、お金の悩みがなくなるわけはありません。対処が遅れれば遅れるほど、会社の状況は悪化していきます。手遅れになる前に早くやらなければ、倒産なんてことにもなりかねません。

 

できるだけ、多くの施策をできるだけ早く行って、会社の危機を乗り越えなければいけないんです。

 

では、どんな施策があるんでしょうか。それらの施策で気をつけることは何でしょうか。

今回は、”【資金繰り】会社の危機を乗り越える”をテーマに、

 

・経営者が諦めたらそこで試合は終了する

・経費の削減

・助成金などの利用

・支払いの猶予

・銀行融資のリスケ(リスケジュール)

 

について話をします。

 

会社の危機を乗り越えるためにどんな施策があり、何に気をつけるべきかがわかります。これらのことがわかっていると、余計な躊躇(ちゅうちょ)や心配の時間を費やさず、俊敏に動けるはずです。

 

そうしたら、最短で危機を乗り越えることもできるでしょう。

経営者が諦めたらそこで試合は終了する

 

『もうダメだ』と諦めますか?

運を天に任せて祈り続けますか?

 

経営者が諦めた時点で終わりです。

 

危機を乗り越えるためには、経営者自身が諦めてはいけません。

 

もうやれることはないか?考え得るすべてのことを迅速にやることが大切なんです。全てやり尽くしてそれでもダメなら、リセットボタンを押したらいいでしょう。

 

しかし、まだやり残していくことがあれば、絶対に諦めてはいけません。

 

土俵際まで攻め込まれた力士が渾身の力を込めて、身体をひねって相手を土俵の外へ投げ飛ばす技『うっちゃり』があるように、人間は切羽詰まった状態で、信じられない力を発揮することがあります。

 

最後まで諦めない気持ちあれば、危機を乗り越えられるかもしれません。

 

資金繰りに窮した時に、やるべきこととして優先度が高い順にあげると、

 

・経費の削減

・助成金などの利用

・支払いの猶予

・銀行融資のリスケ

 

になります。経営者は、慌てず焦らず、冷静に状況をみて、これらのいずれかもしくは並行して行うことを決めるんです。

やるべきこととして
優先度が高い順にあげると、

・経費の削減
・助成金などの利用
・取引先への支払いの猶予
・銀行融資のリスケ

があります。

経費の削減

 

残りの資金が少なくなり始めた時点で、経費削減はいの一番に行っているでしょう。

 

行っていないのは、論外です。もしまだなのであれば、早急に行ってください。

 

まず、資金繰り表を作成しましょう。

 

緊急性・重要性の低い経費は抑えるように、資金繰り表を作ってみてください。それから、優先順位をつけて、経費削減するといいです。

 

社員は、社長や役員絡みの経費については、メスを入れづらいので、経営者が率先して、これらの経費の削減を行ってください。

 

そうすることで、社員に対する経営者の姿勢を示すことができますし、社員たちの経費削減意識を高めることができます。

 

事業を止める、あるいはブレーキをかけるなどして、売上に直結する費用を削るということも考えられます。

 

しかし、これらを削ってしまうと、業績回復が遅くなりますし、事業にブレーキをかけることで、場合によっては、人員整理なども行うこともありますから、できるだけ避けたいところです。

助成金などの利用

 

雇用調整助成金などの雇用関係の助成金、セーフティネット保証などの経営安定施策、その他緊急支援制度など。国や自治体にはいろいろな施策があります。

 

しかし、気をつけていないと、見落としがちになります。

 

なぜなら、各助成金を取りまとめる事務局が、厚生労働省や経済産業省(中小企業庁)や各都道府県など、分散していて複雑だからです。

 

非常にもったいないです。

 

れぞれのサイトから情報が取れますが、『J-Net21』や『ミラサポplus』という中小企業支援サイトがあるので、そちらを覗くと公募中の助成金や施策がまとめてみることができます。

 

また、全国各地の商工会議所や近隣の税理士事務所などに、問い合わせるのもいいでしょう。ワンストップで聞けると思います。

支払いの猶予

 

ここで取り上げる支払いは、取引先への支払い、税金や社会保険料、人件費の3つを挙げます。

 

これらの支払いを猶予するなんて、『お願いできるわけがない』・『お願いするのが恥ずかしい』と思うのは当然ですが、会社の存続を考えたときに、そうしなければならないのであれば、躊躇している場合ではありません。

 

では、どういう順番でやるのがいいのでしょうか?答えは、

 

①税金や社会保険料

②取引先への支払い

③人件費

 

の順になります。

 

まず1つ目の”税金や社会保険料”については、少々遅れても支払い意思を示せば、待ってもらえるので、優先的に行うといいと思います。猶予制度もあるので検討してもいいでしょう。

 

2つ目の”取引先への支払い”は、ランク付けをしてお願いをするといいと思います。資金に余裕がない取引先には、猶予をお願いすべきではありませんが、資金に比較的余裕がありそうな企業には、優先的に支払いの猶予を依頼します。

 

なお、家賃関係では、数カ月の敷金を提供している場合が多いので、猶予をしてもらえることがあります。

 

3つ目の”人件費”ですが、こちらはすべての対応をした後、それでも必要となれば、最後に、手をつけるべきものです。

 

順番を間違えてはいけません。人件費に手をつけるというのは、他の施策よりも、会社に大きなダメージを与えます。できれば実行すべきものではありません。

銀行融資のリスケ

 

"晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘をとりあげる”と揶揄されることもある銀行融資。リスケすることを後ろ向きに感じるかもしれませんが、会社が生き残るためなら仕方ありません。

 

リスケをすれば、返済額に回していた分がなくなり、資金繰りはかなりラクになります。

 

半年~1年間程度利息分の返済のみ(元金返済なし)という形が一般的です。

 

改善計画は必ず、提出が求められますので、事前に用意しておきましょう。

 

また、リスケをお願いする銀行口座に残高があるなら、お金は他の銀行などに移しておきましょう。なぜなら、お願いした瞬間に口座を凍結される場合があるからです。

 

また、銀行融資のリスケをしてしまうと、その銀行からの追加融資は難しくなるので、慎重に考えたほうがいいと思います。

まとめ

今回は、”【資金繰り】会社の危機を乗り越える”をテーマに、

 

・経営者が諦めたらそこで試合は終了する

・経費の削減

・助成金などの利用

・支払いの猶予

・銀行融資のリスケ(リスケジュール)

 

について話をしました。

 

会社の危機を乗り越えるためにどんな施策があり、何に気をつけるべきかがわかったと思います。

 

これで、余計な躊躇(ちゅうちょ)や心配の時間を費やさずに俊敏に動けるはずです。

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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業  :経営コンサルタント

業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル

活動地域:大阪、京都、滋賀、その他(要相談)

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