【できる経営者】経営危機に陥った時に社長がやるべきこと

経営危機に陥った時に社長がやるべきこと

会社経営は
思い通りにいきません。

『商品が思うように売れない』
『経費が想定以上にかかる』

などの会社運営状況に
起因するものもあればまだしも、

『経済情勢の悪化』
『自然災害』

などの外部環境の変化による
ものであったりすると、

社長としては、
なかなか納得できないと思います。

しかし、
『環境が悪いからだ』

原因を他に求めたところで
悩みがなくなるわけはありません。

”嵐が去るのをじっと待つ”
という戦略もあるでしょうが、

判断を間違えて対処が遅れれば、
会社の状況は悪化していきます。

倒産なんてことにもなりかねません。

こんな時社長は、
どのように考えればいいのでしょうか。

社長の素早い判断によって、

未曾有(みぞう)の危機を
乗り越えることができれば、

新しいステージに立てます。
社長も会社も一皮むけるでしょう。

社内も今まで以上に
活気に満ち溢れるでしょう。

そうすれば、
コミュニケーションが活発になり、

業務効率も向上し、
業績が上がっていきます。

希望あふれる
未来が待っています。

会社を潰したい社長はいません。

だからなんとか
知恵を絞らなければならないのです。

今回は、

経営危機に陥った時に
社長がやるべきこと

について説明します。

経営の危機に直面している社長は、
ぜひこの記事を読んでください。

最後まで読んでいただければ、
会社の危機を乗り越えるために、

どのように考え、
どうすればいいのかがわかります。

危機が過ぎ去った後はきっと、
社長は経営者として一皮むけています。

もくじ

全責任は社長にある

『平時であれば悩むこともなく、
順調に業績を伸ばしていたのに』

悔やんでいても
状況は好転しません。

戦時は一分一秒も争います。
一瞬のためらいが死を招きます。

平時の戦い方と
戦時の戦い方は違います。

社長は戦闘モードに
切り替えなければいけません。

・最前線に立って
・戦況をつぶさに観察をし

・最悪の事態を想定しながら
・やるべきことを絞り出し

・従業員を鼓舞し
・最後は社長自らが始末をつける

これが
戦時の社長の役割です。

最悪を想定をする

情報は歪んでいます。

情報は発信する側の意図によって
都合よく歪められます。

歪んだ情報を
鵜呑みにすると大怪我します。

振り回されないようにしましょう。

必要な正しい情報を
取りにいかなければいけません。

最前線に立って
戦況をつぶさに観察をしましょう。

事件は会議室で起こっていません。
現場で起きています。

現場の状況を
社長自らが感じ取る必要があります。

そしてしっかりと、
見極めて正しく判断し、

今後起こり得る
最悪の事態を想定するのです。

考え得る最悪のシナリオを
どれだけ想定できるかが、

たいへん重要になります。

戦況は日々変ります。
昨日と今日では違います。

ですから、
最悪の想定も日々変わります。

五感を研ぎ澄ませて
情報を取捨選択しましょう。

https://amadahisatsugu.com/eizoku

やり尽くしたか?を考える

『もうダメだ』と諦めますか?
運を天に任せて祈り続けますか?

社長が諦めた時点で終わりです。

危機を乗り越えるためには、
社長自身が諦めてはいけません。

『もうやれることはないか?』

考えられるすべてのことを
迅速にやることが大切なんです。

『これは無理だろう』
という考えは捨ててください。

1%でも可能性があるなら、

やるんです。
やってみるんです。

やってダメだったら想定どおり。
やってみてうまくいったら儲けもの。

やって損はない筈です。

あるエピソードを紹介します。

次女が高校受験の時、
成績が伸びず、

第一志望校の合格が
危うくなりました。

当時の彼女は、
先生からの信頼が厚く、

いろいろと中学校内行事の
協力をしていたため、

勉強時間が十分に
取れなかったことが原因でした。

彼女はある日、

『第一志望校を諦める』
と言いました。

私はその時叱りました。

『言い訳をするのか。
後悔することになるぞ』

『今の環境の中で
やれることをすべてやってみろ』

『それでダメだったら諦めもつく』

彼女は泣きながら、
『わかった。やってみる』と言って、

第一志望校を受験し、
見事合格したんです。

何事もやってみないとわかりません。
初めから諦めてはいけないのです。

https://amadahisatsugu.com/kiki

やっぱり従業員を大切する

経済不況においては、

お客さんや取引業者もまた、
危機に直面していたりします。

自分たちのことで精一杯で、
他人のことを考える余裕はありません。

ですから、
責めるわけにいきません。

しかし、

自社の従業員は違います。
同じ船に乗った仲間です。

彼らを守らなければいけません。

こんなとき最も
大切にすべきなのは従業員です。

社長自らが最前線に立って、
最悪の事態を想定しながら、

やるべきことを絞り出す。

従業員は、
そんな社長の姿を見ています。

必死に歯を食いしばって
頑張っている社長に、

心を揺さぶられる従業員は
少なからずいます。

そして彼らは、
社長を支えてたいと感じているはず。

そんな彼らと一緒なら、

どんな厳しい茨の道も、
突き進んでいけるでしょう。

彼らと共に、

『やれることはないか』
なんども自問自答し、

知恵を絞り行動し続けて
道を切り開くのです。

そしてもし、

『もうできることはない』
という局面まで行き着き、

”人員整理”や”倒産”
結論に至ったならば、

その時は、
社長自ら従業員に対して、

・すぐに
・言い訳せず
・ありのままに
・真摯に

伝えるべきです。

先送りしても気づかれます。
ごまかしてもバレます。

社長にはたいへん辛いことですが、
逃げてはいけません。

会社は再起はできますが、
人との関係は再構築できません。

社長の口から
真実を伝えることが重要なんです。

この経験をした社長は
間違いなく強くなれます。

まとめ

今回は、

経営危機に陥った時に
社長がやるべきこと

について説明しました。

・全責任は社長にある
・最悪を想定をする
・やり尽くしたか?を考える
・やっぱり従業員を大切する

会社の危機を乗り越えるために、
どのように考えどうすればいいのか、

がわかったでしょう。
腹が据わったことでしょう。

そして
危機が過ぎ去ったその後は、

きっと社長であるあなたは
経営者として一皮むけています。

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最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

いかがだったでしょうか。

ご質問やお問い合わせは、

合同会社 くれぁ・ふぉせったの
ホームページからご連絡ください!

▷くれぁ・ふぉせったのホームページ

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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業:経営コンサルタント

業務内容:
資金調達、上場準備、社外CFO
、その他経営コンサル

活動地域:
大阪、京都、滋賀、その他(要相談)

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