【リーダーシップ】リーダーシップを自由自在に操る

リーダーシップを自由自在に操る

『プロジェクトをなんとか成功させたい』

『でもチームがまとまらない』

と悩んでいるリーダーの方は、多いのではないでしょうか?

メンバーたちに強くいいすぎると、士気を下げ、かといって、各メンバーの自主性に委ねると、協調性が生まれない。

仕事が進まずどんどん納期が迫ってくる。やり切らなければ、プロジェクトは失敗する。プロジェクトが失敗すると売上は激減し事業撤退やリストラをしなければならないかもしれない。

ピリピリしているのは、リーダーのあなただけ。自然と口調も強くなる。

リーダーの気持ちもつゆ知らず。

メンバーから『パワハラだ』なんて言われると、もうすべてを投げ出したくなりますよね。

別の記事で、チームが成果を上げるためにリーダーが行うべきことについてを説明しました。

【リーダーシップ】リーダーが行うベきこと

 

かし、それは最低限の話...。もっとチームを活性化させるために、あるいは大きなチームでもまとめられる夢のような方法は?…あるんです。

今回は、”リーダーシップを自由自在に操る”をテーマに、

 

・リーダーとリーダーシップの違い

・リーダーシップとは何か?

・チームメンバーがリーダーシップを発揮るすためには

について話をします。

 

リーダーシップとはどういうものかがわかり、チームメンバーを巻き込んで、大きいチームでもまとめていくポイントがわかります。明日から考え方が大きく変わります。

もくじ

リーダとリーダーシップの違い

『リーダーシップを持て!』みたいな精神論に振り回されてはいけません。

 

リーダーとリーダーシップをよく混同して使っていたりしますが、リーダーとリーダーシップは違います。

 

リーダーはポジションです。組織の中で必要とされる役割・機能です。

 

リーダーシップは、周囲にポジティブな影響を与える関わり方です。

 

リーダーは、リーダーシップを持っているべきだと思いますが、1人でできることは限られています。

 

カリスマ性があって強いリーダーシップのあるリーダーであってもです。

 

チームが大きくなればなるほど、リーダー1人ではチームをまとめるのは難しいです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

それは、チームメンバーそれぞれにリーダーシップを発揮させることです。

 

そうすれば、どんなに大きいチームでもまとまり、目標を達成することができます。

 

リーダーは自分のみならず、チームメンバーのリーダーシップを引き出すことで、どんな大きなプロジェクトでも成功させることができるんですね。

リーダーシップって何?

リーダーとリーダーシップは違います。

 

リーダーはポジションです。組織の中で必要とされる役割・機能です。

 

マネージメントとリーダーシップも違います。

 

マネージメントは、目標・目的達成のための手段を定め、管理することです。

 

リーダーシップは、周囲にポジティブな影響を与える関わり方です。

 

自分の枠を超えて、チームメンバーに働きかけ、お互いが協力し合いながら、チームの目標を達成させていく。必要なのは、

 

”自分は何をするためにそこにいるのか”
”何をしなくてはならないのか”

 

を自分で考えられるかどうかです。

 

リーダーシップについては、さまざまな提唱がなされてきました。なかでも、経営学者ピーター・ドラッカーのリーダーシップ論が有名です。彼は、

 

・仕事
・責任
・信頼

 

という3つの言葉で定義づけています。

リーダーシップは生まれ持った資質ではなく仕事である
(目標・基準・優先順位定めてそれに従って行動し続ける)

リーダーシップは地位や特権ではなく責任である
(ことがうまくいかなくてもその失敗を人のせいにしない)

リーダーシップは信頼である
(信頼を集めることがリーダーシップである)

ピーター・ドラッカーのリーダーシップ論では、リーダーとリーダーシップを紐づけて解説をされています。

 

しかしこれらは、リーダー以外にも当てはめることができることがわかると思います。

 

すなわち、リーダーシップは誰でも発揮することができるんですね。

チームメンバーがリーダーシップを発揮する

リーダーシップというと、リーダーが持つべきスキルだと、考えている人も少なくありません。

 

しかし、リーダー1人でできることは限られています。

 

『じゃあ複数のリーダーを任命すればいいじゃないか』と、おっしゃるかもしれません。

 

その通りです。

 

そうすれば、どんなに大きな組織でも、リーダーを増やせば、スムーズに運営できるでしょう。しかしそれでは、管理者の数を増やすだけです。

 

さらに発展させて考えてみてください。

 

リーダーシップは、誰でも発揮できるものだと、言いました。メンバー全員がリーダーのように、リーダーシップを発揮できれば、どうでしょうか?

 

そうすれば、もっとよくなると思いませんか?

 

メンバー全員がリーダーシップを持っていると、それぞれが目標について考え、行動を起こすようになります。

 

1人のリーダーに頼るよりもチームの全メンバーがリーダーシップを持てば、アウトプットの質が上がるんです。

 

では、チームメンバーがリーダーシップを発揮するには、どうしたらいいんでしょうか?

 

それはリーダーが各メンバーにリーダーシップを植えつけることです。

 

優れたリーダーは、リーダーシップを増殖することができます。ポイントは、前述の

 

・仕事
・責任
・信頼

 

であり、別記事の『成果があげられるチームを作るための3ステップ』で説明した、

・基礎力の鍛錬
・私視点の充実
・私たち視点への進化

が非常に大事なんだと思います。

【会社経営】成果があげられるチームを作るための3ステップ

 

まとめ

今回は、”リーダーシップを自由自在に操る”をテーマに、

 

・リーダーとリーダーシップの違い

・リーダーシップとは何か?

・チームメンバーがリーダーシップを発揮るすためには

について話をしました。

 

リーダーシップとはどういうものかがわかったと思います。チームメンバーを巻き込んで、大きいチームでもまとめていくイメージが湧いたでしょう。さぁ明日から実行に移しましょう!

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。いかがだったでしょうか。ご質問やお問い合わせは、合同会社 くれぁ・ふぉせったのホームページからご連絡ください!

 

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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業  :経営コンサルタント

業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル

活動地域:大阪、京都、滋賀、その他(要相談)

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