【上場準備】上場準備で最も気をつけるべき3つのこと

会社が上場するには、いくつかの基準があります。それをクリアしないと、上場は認められません。

上場の審査基準としては、形式基準と実質基準があります。

形式基準は、上場までに一定の数値又は一定の事実の有無によって、充足しなければならない最低条件で、証券取引所ごとで数値が異なります。

 

実質基準は、上場申請会社が上場会社として、ふさわしいかどうかという基準です。そもそも、形式基準を満たしていなければ、審査に乗れません。

一方、実施基準は、明確な尺度がなく、非常に抽象的です。実質基準は、

 

・企業の継続性及び収益性
・企業経営の健全性
・内部管理体制の有効性
・企業内容等の開示の適正性

 

など多岐にわたり、相当な時間と労力をかけ、準備する必要があります。

今回は、上場準備の中でも最も気をつけるべき3つのことについてまとめました。

上場を目指すと決めた経営者は、ここに挙げる3つのことについて、早めの対応ができるようになり、スムーズに上場準備が進められます。

決算体制の整備

ベンチャー企業は、メンバーが揃っていないケースが多いです。経営者には、経理業務に疎い方が多く、経理マンであれば、だれでも対応できると、勘違いしがちです。

 

中小企業がよく採用している税務会計では太刀打ちできません。すなわち、中小企業でしか経験のない経理マンでは、監査法人が認める決算ができないのです。大概のベンチャー企業は、ここでつまずきます。

経理スタッフが非常に重要なんです。どんなスキルが必要かというと、

 

・金商法や会社法を理解している
・最新の法律や監査方針を理解している
・現役ばりばりである

 

特にマネージャーには、ハイクラスの経理経験者がいいです。監査法人とのコミュニケーションでき、社内の経理部員を管理監督できる、実績のある優秀なメンバーを採用するようにしましょう。

労務管理

法令や就業規則や労務協定など、遵守することはもちろんのことですが、ベンチャー企業においては、労務管理が十分でなく、残業代が適切に支払われていないケースが多いです。

 

最近の上場審査では、未払残業代について、厳しく審査される傾向にあり審査の過程で問題解消を求められることが多くあります。

 

現在では3年に遡って、未払残業代を払う必要があり、将来的には5年になると言われてますので、会社としては、十分に注意したい項目です。

 

また、残業時間を合理的に推計して清算することを求められ、最近では、タイムカードや労務管理ソフトでの管理だけではなく、パソコンのログ管理など他方法と合わせて、残業時間推計の妥当を要求されたります。

裁量労働やフレックスタイムなど、複雑な勤務体系を敷いていると、複数管理に対応しずらくなりますから、複数の管理方法を前提とした勤務体系を構築することが肝要です。

予実管理

予実管理とは、予算と実績が合ってるか管理するものです。上場審査では、予実管理はかなり厳密に審査されますが、これまでになかった新しい商品やサービスを提供するベンチャー企業にとっては至難の業です。

なぜこんなに厳しいかというと、過去に上場した企業が、上場時に発表した業績予想を、上場後しばらくして、大きく下方修正するという事例が頻発したからです。

 

それ以降、予実管理の審査は厳しくなったんです。ですから、予実管理は、しっかりとするしかありません。

 

実際の対応方法としては、社内目標は高く、外部には安全プランで、提示するとよいでしょう。それでももしブレてきたら、すぐにそのブレと修正について、取締役会等で議論できる体制を作っておくとことです。

まとめ

今回は、上場準備で最も気をつけるべき3つのことについてまとめました。

 

・決算体制の整備
・労務管理
・予実管理

 

ベンチャー企業にとって、上場準備はたいへんです。スムーズに上場準備が進めるためには、重要ポイントをしっかり押さえておくことが大切です。

この記事を参考にして、まく選択と集中をして、効率よく上場準備を進めてください。

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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))

職業  :経営コンサルタント

業務内容:資金調達、上場準備、社外CFO、その他経営コンサル

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