【できる経営者】経営者として必要なたった一つのこと
経営者として必要なたった一つのこと
日本の企業は386万社あります。
(平成28年総務省統計局データ)
http://www.stat.go.jp/data/nihon/07.html。
さらにそのうちで、
上場している会社は、
2019年末で3,706社です(東証データ)。
https://www.jpx.co.jp/listing/co/tvdivq0000004xgb-att/tvdivq0000017jt9.pdf
すなわち、
上場企業は、
全企業数の0.1%にすぎません。
社長の数に置き換えると、
日本の総人口の0.003%です。
言い換えると、
上場企業の社長は、
3万人に1人しかいない、
非常にまれな存在です。
テレビに出てくる社長は、
さらにその中でも特別な人。
・
・
そんな方々と比べて、
『私は経営者としてダメだ』
と思ってしまうのは、
早合点すぎます。
また、
創業して10年以内に倒産する割合は、
90%を超えているんだそうです。
こんなデータをみて、
『経営者としての自信が持てない』
と感じるかもしれません。
しかし、
見方を変えれば、
10%の会社は、
継続できているということです。
・
・
このような心配や不安を払拭し、
前向きに捉えることができたら、
経営者はエネルギッシュに、
事業を進めることができます。
経営者が明るくなれば、
会社の雰囲気も良くなり、
社員たちにも活気が溢れ、
業務効率が向上し、
業績も上がっていきます。
・
・
ですから、
このように、
好循環を引き起こすためにも、
心配や不安は取り除きたいものです。
では一体、
どうすれば心配や不安を
取り除くことができるんでしょうか?
経営者にとって
何が必要でしょうか?
どのようなことに気をつければ、
10年以上続けられる会社を
経営することができるんでしょうか?
・
・
今回は、
経営者として必要なたった一つのこと
について話をします。
経営者として、
心配や不安を感じている方は、
是非、
この記事を読んでください。
この記事を最後まで読めば、
経営者にとって
何が必要かがわかります。
すると、
心配や不安を取り除くことができます。
自信を持って経営ができるようになります。
・
・
もくじ
経営者として必要なたった一つのこと
・
名経営者の特徴を挙げてみると、
・諦めないこと
・失敗を恐れないこと
・チャレンジすること
・夢を抱くこと
・自分を信じること
・周りに流されないこと
など、
たくさんあると思います。
これらを見て、
『やっぱり経営者に
向いてないんじゃないか』
なんて心配するかもしれませんが、
それは思い過ごしです。
・
・
名経営者を見ていると、
たくさんの特徴が伺えますが、
これらは、
たった一つのことに集約されます。
それは何かというと、
”誠実さ”です。
・
・
自分に対しても、
他人、例えば、
・お客さん
・社員
・取引先
・家族
・友人など
に対しても、
誠実であるということが
非常に大切なことなんです。
・
著名人が口を揃えて言う”誠実さ”
『経営管理者が学ぶことのできない資質、習得することができず、もともともっていなければならない資質がある。才能ではなく真摯さである』
(P・F・ドラッカー著、上田惇生訳『現代の経営〔下〕)https://www.diamond.co.jp/book/9784478307014.html
”真摯さ”の英語原文は、
”integrity”になっています。
”integrity”は、
誠実、高潔、真摯といった意味です。
彼は、
リーダーは、
人間として、
誠実で何事も真剣に取り組む
人間でないといけないといい、
後天的には、
身につかないものなのだ
とまで、
言ってます。
後天的には
身につかないかどうかは別にして、
それほど、
人間としての在り方を重視しました。
・
・
パナソニック創業者である
松下幸之助氏もまた、
”素直”であるということを
たいへん大切にしました。
”素直な心であるために”という本を
出版していますし、
”社長になる人に知っておいて欲しいこと”
という著作の一節に、
”素直の章”があるほど、
素直さを重視しました。
彼はドラッカー氏とは違って、
努力次第で、
『誰もが素直な心になれる』
といいました。
素直な心であるための具体的な方法として、
”素直な心であるために”の中に、
“素直な心を養うための実践十カ条”
が書かれています。
・
・
”誠実さ”とは何か?
・
”誠実さ”を辞書で調べると、
嘘いつわりがなく、心の底から思って事に当たるさま。実直でまじめなさま。または、その度合い
weblio辞典から
とあります。
自分に対しても、
他人、例えば、
・お客さん
・社員
・取引先
・家族
・友人など、
に対しても、
誠実であるということが
非常に大切なことだということです。
具体的に、
どういうことでしょうか?
・
・
解説していきましょう。
・
信念を持つ
・
『信念』とは、
行動の基礎となる態度にぶれなく、
一貫性がある想いです。
信念がなければ、
他人の意見に流されます。
すぐに諦めてしまいます。
信念は、
それまでの体験を通じて、
心に浸透し『信念』が形成されます。
自分の想いに対して、
正直に物事を考え、
発言し、
行動することが大切です。
・
・
ウソをつかない
・
自分にウソをつくと、
いずれ気力を失います。
他人に嘘をつくと、
バレて信用を失います。
ウソをついてはいけません。
嘘をつかず、
自分がいいと思っていることをする。
例えば、
自分がいいと思っている
商品やサービスを
相手に届けることによって、
相手から
『信用』を得ることができるんです。
・
・
約束を守る
・
約束を守らないと、
信用を失います。
時間にしても、
お金にしても、
『約束を守る』
ということは大切です。
約束したならば、
その約束を守りきる!
仕事がデキる人ほど、
地位が高い方ほど、
小さな約束でも
大切にしています。
約束を守ることで信用が生まれ、
人間関係が築き上げられていくんです。
・
・
感謝する
・
人との関わりに
上下関係はありません。
礼儀を忘れた人は
大きな仕事はできません。
ビジネス相手の年齢や
立場にかかわらず、
失礼のないように
礼を尽くことが必要です。
『礼に始まり礼に終わる』という
武士道の精神にあるように、
他人を尊重するからこそ、
ビジネスが円滑に進んでいきます。
ビジネスに関わった
全ての人に感謝をしましょう。
・相手を敬い、
・相手に好感を持ち、
・相手の気持ちを察す
人を思いやる気持ちに溢れている人は、
相手との間に信頼関係が生まれます。
・
・
まとめ
・
今回は、
経営者として必要なたった一つのこと
について話をしました。
経営者にとって必要なのは
”誠実さ”。
これに集約されます。
その誠実さは、
著名人たちも重要視しました。
・信念を持つ
・ウソをつかない
・約束を守る
・感謝する
経営者にとって
何が必要かがわかったでしょう。
心配や不安を取り除くことが
できたことでしょう。
これで明日から、
あなたは素晴らしい
経営者へ生まれ変わります。
・
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最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。
いかがだったでしょうか。
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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))
職業:経営コンサルタント
業務内容:
資金調達、上場準備、社外CFO
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活動地域:
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