【会社経営】会社経営で指針とすべき根本的な1つこと
会社経営で指針とすべき根本的な1つのこと
『売上目標○○億円を達成する』
『××年に東証マザーズに上場する』
高い目標を掲げてそれに向けて、
頑張ることは素晴らしいことです。
目標があるからこそ、
全従業員が
一丸となれるのも事実です。
ですから、
目標は掲げるべきです。
・
・
しかし、
掲げた当初は、
意気揚々と目標にワクワクしながら、
会社経営を進めていくものの、
現実はそんなに甘くなく、
次から次への問題が発生し、
様々な障害が現れてきます。
各々の問題を解決しているうちに、
だんだんと疲れてきて、
社長自身の
モチベーションが低下し、
目標なんて、
どうでもよくなることが起こります。
・
・
そして社長は、
『私は経営者に向いていない』
と自分を責めたり、
『目標なんて立てたって意味がない』
など言い訳してしまうんです。
このようなネガティブな考えは、
いろんなところに悪影響します。
従業員にネガティブ感情が移ります。
会社の雰囲気が悪くなります。
社内コミュニケーションが減り、
業務効率が低下します。
売上や利益が減ってきます、
従業員が会社を離れていきます。
残った従業員に負荷が増え、
会社の雰囲気がさらに悪化し…。
負のスパイラルを
起こしていくんです。
・
・
こんな負の気持ちを断ち切って、
前向きになれれば、
社内に活気が満ち溢れ、
従業員のモチベーションが上がります。
そうなれば、
高い目標も達成できるかもしれません。
でも、
『どうしたらいいのかわからない』と、
頭を抱える社長も多いことでしょう。
別の記事で、
目標達成をするための
コツをお伝えました。
これらは、
目標達成させるための
具体的な方法ですが、
実はもっと
根本的なことが1つあるんです。
https://amadahisatsugu.com/kodawa
https://amadahisatsugu.com/tassei
・
今回は
会社経営で指針とすべき
根本的な1つのこと
について解説します。
目標に押し潰されそうになっている
社長はこの記事を読んでください。
最後まで読んでもらえたら、
どうすれば目標に
振り回されずに済むかがわかります。
会社を運営するための
本質的な考えがわかり、
自信をもって、
会社経営ができるようになります。
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・
もくじ
”どうありたいか”を考える
・
”○○大学絶対合格”を目指していた学生が
受験に失敗して、
失意のどん底に落ちるというのを
聞いたことがあるでしょう。
目標を掲げることは、
素晴らしいことです。
目標があれば、
向かう方向がわかります。
そして、
モチベーションを
あげるのにも非常に有効です。
しかし、
あまりにも目標にこだわりすぎて、
達成できなかった時に、
自制できなくなってしまいます。
・
・
会社経営においても、
目標は従業員と共有できれば、
大きな力となります。
とんでもない大プロジェクトを
成功できたります。
しかし、
ひとたび歯車が狂うと、
目標達成できないだけでなく、
会社運営をも
ぐらつかせてしまいます。
なぜ
こんなことになるのでしょか?
・
・
それは、
”どうしたいか”を
心の拠り所に置いているからです。
目標を人生(会社生)の中心に
置いているからです。
だから、
目標が達成できなければ、
”人生の終わり”に感じてしまうんです。
ではどうしたらいいのでしょうか?
それには、
”どうしたいか”を
考えるのではなく、
”どうありたいか”を考え、
それを心の拠り所にすることです。
・
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”どうありたいか”とは?
・
目標を考えるとき、
”どうしたいか”で
考えるのではないでしょうか。
・売上目標○○億円を達成する
・××年に東証マザーズに上場する
具体的な目標は
わかりやすいです。
それ自体は悪くありません。
これらは
”どうしたいか”です。
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・
”どうありたいか”は、
具体的な目標ではありません。
抽象的なものです。
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・
”教師になりたい”は、
”どうしたいか”ですが、
”どうありたいか”で表現すると、
例えば、
”子供たちに
勇気を与える存在でありたい”とか、
”大人になっても夢を持ち続ける
子供たちの手本でありたい”とか。
では、
売上目標○○億円達成や
××年に東証マザーズに上場するを
”どうありたい”かで表現すると、
どうなるでしょうか?
あくまで一例ですが、
”たくさん人たちを
笑顔にする企業でありたい”とか。
すなわち、
”どうありたいか”を実現するために、
”どうなりたいか”があり、
目標があるんです。
・
・
”どうありたいか”を考えると?
・
”どうしたいか”が
達成できないと落ち込みます。
”どうありたいか”は、
進む方向の道しるべです。
”どうありたいか”を目指しても、
ゴールはありません。
達成するかしないか
評価する対象になりません。
ですから、
”どうありたいか”では
落ち込んだりしません。
・
・
また、
”たくさん人たちを
笑顔にする企業でありたい”
を目指すために、
”売上目標○○億円”や
”××年に東証マザーズに上場する”
があることが
わかると思います。
”どうしたいか”は、
”どうありたいか”を
実現させるための手段に過ぎません。
これら以外にも
選択肢があることがわかるでしょう。
・
・
すなわち、
”どうありたいか”を拠り所にすると、
立てた目標に振り回されることなく、
”どうありたいか”に着眼して、
必要の応じて目標を変更しても、
構わないと考えられるようになります。
前述の受験に失敗して
失意のどん底に落ちた学生に置き換えると、
”物理学の第一人者でありたい”という
”どうありたいか”を持っていたとしたら、
大学受験に失敗したことが、
”どうありたいか”に
なんの影響も与えないし、
ちっぽけなことだということに
気づくでしょう。
・
・
どうやって考えるのか?
・
”どうありたいか”がいいと
わかったけど、
『どうやって考えればいいのか?』
わからない方も多いと思います。
・
・
人それぞれで、
合ってる合っていないがあると思うので、
どれが正解というものはないのですが、
1つの例として、
私がやっている方法を紹介します。
①まず”どうしたいか”を考えます。
それはすでにある目標であっても、
そうでなくてもいいです。
②次に、
①が達成した時、
・”どういう気持ちになるか?”
・“どう思うか?”
・“どうなるか?”
などを考えます。
それは1つかもしれません、
あるいは複数かもしれません。
全てを書き出します。
③次に、
②になるのはなぜか?
・“なぜそう思うのか?”
・“なぜそうなりたいか?
を考えます。
④さらに、
③になるのはなぜか?を考えます。
⑤1つの深層心理に行き着くまで、
“なぜ”を繰り返していきます。
初めは分岐が
広がったりしますが、
進んでいくと、
1つに集約されていくはずです。
そして最後1つに集約されたものが、
あなたの深層心理です。
⑥そしてそれを
“どうありたいか?”に書き換えるんです。
・
・
この“どうありたいか?”
を考える作業は、
定期的に見直すことを
お勧めします。
時間の経過とともに、
考えが変化することもあるからです。
あなたの正直な気持ちを
棚卸する機会として、
ぜひやってみてください。
・
まとめ
・
今回は、
会社経営で指針とすべき
根本的な1つのこと
について解説しました。
・”どうありたいか”を考える
・”どうありたいか”とは?
・”どうありたいか”を考えると?
・どうやって考えるのか?
どうすれば、
目標に振り回されずに
済むかがわかたと思います。
これであなたは、
会社を運営するための
本質的な考えがわかり、
自信をもって
会社経営ができるようになります。
・
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最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。
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wrote by ひさつぐ
(本名:丹田 久嗣(たんだ ひさし))
職業:経営コンサルタント
業務内容:
資金調達、上場準備、社外CFO
、その他経営コンサル
活動地域:
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